学校向け:活動報告Activity Reports

2023年6月21日

甲南高校の皆様

プログラム

館内ガイド
避難路追体験
鵜住居復興スタジアム見学

行程

1,館内ガイド(30分)
2,避難路追体験(30分)
3,鵜住居復興スタジアム見学(30分)
5クラス195名様をご案内しました。

1,館内ガイド
① 東⽇本⼤震災と釜⽯
② 鵜住居地区防災センターの出来事
③ 釜⽯の⼦どもたち
3つの展示室についてご案内いたしました。

2,釜石祈りのパーク自由見学
東日本大震災の犠牲者を慰霊、追悼するとともに、震災の教訓を後世に伝える施設です。釜石市民憲章などの自由見学していただきました。

3,鵜住居復興スタジアム見学
「釜石鵜住居復興スタジアム」は鵜住居の復興の象徴と言える存在です。震災や建設のエピソードをお話しすることに加えて、内部(ロッカールームなど)も見学いただけます。
 スタジアムの場所は震災当時小学校と中学校がありました。東日本大震災発生時の生徒達の避難行動についても紹介し、防災学習の大切さを知っていただきました。

4,避難路追体験
舞台となった鵜住居小学校と釜石東中学校があった場所から、高台への避難の道を参加者の皆様と歩きながら、当日の出来事や避難所での生活について、お話ししました。

感想

♦写真を通じて震災の恐ろしさなどを知ることが出来た。施設の人の話から学べることがたくさんあった。
♦壁の津波痕や当時の状況の話など、受け入れがたくも受け入れていかなければいけない悲惨な光景を見て、震災の凄惨さをしりました。
♦自分の事を大切にするという大切さを教えていただきました。
♦この施設で学ぶことができた「避難所」と「避難場所」の違い、この二つの表示を勘違いし犠牲になった方が大勢いたので、どうしてこんなややこしい表現が命のかかわる表示に使われているのか考えました。同じ悲しみを繰り返さないためにも、語り継ぐという事が大切なのだと学びました。この震災学習で学んだ事を大切にし、今後も適切な行動を心掛けたいと思います。
♦津波の高さを壁で表していたのですが、とても高く、津波の恐ろしさや津波への防災の大切さを改めて学びました。避難場所と避難所の違いやハザードマップへの絶対的な信用はしてはいけないことを学びました。
♦たくさんの人が亡くなり、非常に辛かったという事、当時の様子を聞き、これを世界に広めていき、知ってもらうことが大切だと思いました。