学校向け:活動報告Activity Reports

2022年2月1日

石巻専修大学

プログラム

オンライン語り部

行程

オンライン語り部
震災を経験したスタッフが当時の体験談等、ご要望に合わせた内容をオンラインでお話します。

感想

♦自分は津波を経験したことがないが父親が経験したので、いつか自分の身に起きるかもしれないと常に意識しておくことが大切だと感じた。鵜住居地区での避難はメディアなどでよく釜石市と一括りされているので、今回地区の出来事を詳細に知ることが出来て良かった。
♦災害はいつか必ず来るものなのだから対策は必須である。しかしながら、ただただ形式的に訓練を続けているだけでは本当に災害が起こった時の行動に繋がらない可能性があるという事が分かった。避難訓練のような大事な話でもある程度楽しめる要素を入れ、実際に避難経路を自分の足で歩いてみてシミュレーションを行い、どうやって逃げるのが効率が良いか日頃から考えられるようなカリキュラムを組むことが大切だと思った。
♦当時のことを伝えるというのはまさしくいざという時に命をつなぐ事に繋がることだと思うし、同じように自分たちも伝えていくことで助かる命があるかもしれないと思うと、今回のお話もとてもありがたい、ためになる話だったと思います。
♦今後、災害が起きないようにと願うばかりですが、もし起きてしまった場合には、先人たちの伝えや、あの時はどのような行動をとっていたのかを思い出し、また言い伝えていかなければいけないなと感じました。
♦避難訓練の内容は校庭あるいは体育館に集合して点呼を取るもので、震災のあった前と後であまり変わらなかった。これでは今後、3.11以上の災害があったとき適応できないため、避難場所の把握と防災余殃品の確保を徹底しようと思った。「正しい知識や情報を伝える」というのをきいて、私の目指す学芸員に類似性を感じた。
♦印象に残ったのは防災訓練は避難訓練や合同訓練に様々な設定を追加するというものだ。何となくでやる避難訓練の何倍もの効果を発揮できると思う。また津波と同じ速さの車追いかけっこをする津波の疑似体験もとても重要だと思う。津波の恐怖を感じることで防災訓練の重要性を改めて確認することが出来る。
♦避難用の道具を一通り準備していたはずが、いざ避難しようとしてみるとハザードマップの見方がわからない、そもそも避難場所が今開いているのか分からないのでインターネットで調べようとしてもブラウザが開かないという事態になりました。知識があっても実行できなければ無意味に等しいと感じ、避難訓練のありがたさを知りました。
♦これから先、大きな災害が来ないとも限らないので、避難先の確認や防災グッズの確保などできるところから始めていければと思います。
♦今後も発生し続けるであろう災害の備えという意味も込めて、より広く周知されるべきであると思った。
♦地域の防災意識を高めるという点において、学校はスタート地点としてとても良い場所だと感じました。子供たちが防災意識を持つことで、家族や地域も人など身近な人たちにも伝わっていくというのは、市町村などが直接呼びかけるよりも効果的だとわかりました。楽しみや親しみやすさがあった方が覚えやすく、怖さを体感してしっかり逃げようという意識を持たせることがいざという時にしっかり逃げられるようになる大切なポイントだと思いました。防災意識をしっかり持って、周りの人達に伝えて行けるようになりたいと思いました。
♦震災の記録を伝えることが大切だとわかりました。伝えるという事は次の世代に残すという事の重要さを改めて感じました。東日本大震災時の釜石市の津波被害の写真を見て、震災は大切なものを全て奪っていってしまう恐ろしいものだと改めて感じました。これくらい大丈夫、自分は大丈夫という考えを無くし、いつ災害が起きても安全に避難できる知識と、事前の備えを大切にしていきたいと思いました。
♦どのような場所でも災害は必ず起こることを意識し、住んでいる場所の地域性や土地を理解しながらいつでも避難できるように心がけたい。