学校向け:活動報告Activity Reports

2022年8月2日

大野城市中学生被災地派遣研修等実行委員会様

プログラム

館内無料ガイド
釜石祈りのパークご案内

行程

館内無料ガイド(30分)
釜石祈りのパークご案内(15分)
1,館内無料ガイド
① 東⽇本⼤震災と釜⽯
② 鵜住居地区防災センターの出来事
③ 釜⽯の⼦どもたち
3つの展示室についてご案内いたしました。
2,釜石祈りのパーク ご案内
東日本大震災の犠牲者を慰霊、追悼するとともに、震災の教訓を後世に伝える施設です。

感想

♦自然災害は無くすことはできないけど、その時自分が一番良いと思う行動をすることで、被害を少なくすることはできるのだなとあらためて感じました。未来館で学んだことを自分達だけで終わらせるのではなく、家族、友達、地域へと伝えていき、二度と自然災害で苦しい思いをする方がいなくなるようにしていきたいです。
♦今回一番心に残ったことは小中学生の生存率が99.8%だったことです。防災学習で学んだことを生かし、すぐに行動したことで地域の方々も命も救うことが出来たと知り、とてもすごいなぁと鳥肌が立ちました。今回学んだことをいかし、いざとなったら進んで行動し、たくさんの人の命を救える中学生でありたいです。
♦自分の学校は自分も含め、ほとんどの人が防災意識を持っていないと思うので、釜石市の小学校、中学校のような防災訓練などを取り組んでいきたいと思いました。また、実際にイメージしていた以上に映像の様子はとても恐ろしいものでした。
♦実際に自分の手で水を動かして体験できる津波シミュレーターでは、リアス海岸の地形では1か所にエネルギーが集中して波が高くなるというしくみがよくわかりました。津波の高さは揺れの大きさだけではなく、地形によって異なると初めて知ることができました。
♦一番心に残ったのが、流されてしまった学校のものです。普段何気なく使っていたものが津波にのまれ、ぐしゃぐしゃになっていたり、その時刻で時計が止まっているのを見て、当たり前はこんなに一瞬でなくなるものかと衝撃を受けました。
♦外にあった津波の高さを示した黒い壁もこんなに高くて黒い壁のような波がものすごい速度でやってきたと考えると、しっかり訓練しないと絶対に逃げ切ることが出来なかったと思ったので、見て聞いて学んだことを次の世代に受け継いで災害による死者を0にしたいです。
♦防災について知っていても、避難訓練をしていても百パーセントの安全はないという意識を忘れないようにしていきたいです。